ラトビアはリガだけではありません。ラトビアは文化的歴史的に4つの地域に分けられ、それぞれ独特な雰囲気や魅力を持っています。4つの地域とは、ゼムガレ、ヴィゼメ、クルゼメ、ラトガレと呼ばれており、リガから日帰り旅行で、ラトビアの多様性とコントラストを体験できるでしょう。
例えば、ラトガレは、多くの湖や丘のある壮大な自然や独自の文化的・歴史的遺産があるだけでなく、美しい教会なども多く、宗教的遺産を巡ることが好きな方には興味深い地域です。
ラトガレにある印象的なカトリック教会(アグロナ大聖堂:ラトビアのカトリック信仰の中心で、世界的な聖地の一つ)と小さな木造のバシリカ聖堂(インドゥリカカトリック教会)は有名です。
ヴィゼメの豊かな自然、文化的・歴史的に優れたガウヤ国立公園やトゥライダ城の博物館は、世界中の多くの旅行者を惹きつけてやみません。ヴィゼメにある ツェースィスやヴァルミエラは、是非とも訪れる価値があります。またテイチ自然保護区は独特な自然環境で、かつバルト地域最大の沼地なので、ここも訪れて みる価値があるでしょう。
クルゼメには手付かずの自然(ケープ‐コルカやスリーテレ国立公園)、広大な軍事的遺産(イルベネ・ロケーター:北ヨーロッパ最大の電波探知機)、 またリエパーヤとヴェンツピルスなどの海辺の町があり、旅行者を魅了しています。家族旅行では広大なビーチ、新鮮な魚、マリンアクティビティなどが人気で す。クルディーガの旧市街には、ヴェンタ川に架かる古いレンガの橋やヨーロッパで最も幅の広い滝であるヴェンタの滝、さらには古い建物や狭い路地がたくさ んあり、様々なことが体験できるエキサイティングな町です。
ゼムガレには豪華な宮殿や遺産が豊富にあり、建築やアートの愛好家にお薦めの場所です。ルンダーレ宮殿は、バルト諸国でも特に有名で、バロック様式とロココ調の装飾のすばらしい建築物であり、有名な建築家ラストゥレリによって建てられました。
リガから車で20分ほどで、バルト海の有名なリゾート地、ユールマラに着きます。そこには広大なビーチ、素晴らしいレストラン、ホテル、スパ・センター、 コンサートホールやリクリエーションセンターがあります。自然を好む方には、ケメリ国立公園やケメリ湿原地などをお薦めいたします。